廃棄処分方法 | 鉛蓄電池・シールドバッテリー



廃棄処分方法

鉛蓄電池の廃棄について

鉛蓄電池は、人体や地球環境に有害な物質である鉛・硫酸を含んでいます。そのため、廃バッテリーを一般の廃棄物として処分することはできません。このことから、電池工業会と各メーカーを中心としたリサイクル制度が整備されています。交換用バッテリー販売店が廃バッテリーを下取りするというシステムです。廃バッテリーは鉛・硫酸・プラスチックに分けられ、資源として価値の高い鉛・プラスチックは業者間で取引されています。

なお、鉛やプラスチックを中国などへ輸出している業者もいますが、これはバーゼル条約()に抵触する可能性を含んでいます。違反に該当すればその電池を排出した人間も罰せられることがあるので、鉛蓄電池はきちんとした販売店にリサイクルに出しましょう。

廃棄物処理法の流れ

※バーゼル条約…正式名称は「有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約」であり、その名の通り国境を越えての廃棄物の移動についての条約。

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